BilingualDoctor’s diary

海外志向の医学生

「田舎者と貧乏人を初めて見た話」について

私は基本的に地方での暮らしが長い方なので、田舎ならではの不便な点もよく理解しています。

 

以前こちらの記事が注目を集めましたね:

 

これを読んで感じたのは、やはり小さい頃に都会・地方どちらの環境もみておくことが重要なのではないか、ということです。

私は幼少期にどちらの経験もできたため、地方では医学部に行くというと優秀だと思われがちですが、上には上がいるということをよく理解しています。

また、ブランド品がいかに地方では手に入りにくく浸透していないかや、学生時代はたくさんバイトをして節約生活を送っている人も多いということも然りです。

ただ、地方から都会に行くことはあっても、都会から地方にという機会は珍しい分、この筆者の方はかなりの衝撃を受けたのでしょう。

けれど、言い換えればこれも良い経験で、世の中にはこんな暮らしもあるのだと、知ることができたというのは、視野が広がって良かったのではないでしょうか。

 

同じように東京から出てきている友人に、「ここに来た時絶望した?」と聞いてみると、「勉強しに来たわけだし、最初は何とも思わなかったけれど、やっぱり買い物するところやご飯を食べるところはないし、、どうしようと思ったけど、旅行したりバイトしたり、今を楽しむように心がけてここまでやってきたよ♪」とかなりのポジティブな解答でした。

やはりそうやって前に進んでいく人、その場でできることを見つけて突き進んでいく人は、本当に素敵だな、と思う限りです。

 

私も地方の暮らしが嫌になってきているところではありますが、、、

「今」を楽しむ生き方ができるよう、日々頑張っていこうと思う次第です(笑)